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自衛隊基地跡地の話をおばぁちゃんから聞いた。

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今回重い話になりそうだから、読み飛ばしたい人は飛ばして下さい。

ヒョイ

最近、昔話を聞くのが好きになったような気がしますw

若い時は、どっちかというと面倒くさい気がして避けてきたけど。

今は、むしろ面白くて質問までしちゃうようになっちゃった。

おばあちゃんのお話

おばぁちゃん『この目の前の通りはね?ずーっと北に伸びてってね?どんつきは自衛隊の基地まで続いてるんだよ。』

(現在は跡地で基地は1部しか残ってない)

.

『これが春になるとね?道路の両側に植えてある桜が満開になってね?物凄いのよ』

(このおばぁちゃん、やたら疑問形にして話したがるんだよねw癖らしい)

『ずーっとずーっとだよ?基地まで。』

(およそ4㎞ぐらい桜が並んでいる)

イメージです。

むかーし1度だけ春先にバイクで走ったことあるんだけどなかなかのもんだったw。

当時はもっと凄かったらしい。

『ずら〜と?たくさんの若い自衛隊員達が基地まで?行進しいくのを、よく国旗を持って見に行ったわぁ』

想像しちゃう。

(満開の桜が散りまくる中、永遠と4㎞行進しいく様をwww)

本当に凄かったんだろうなぁ。

(ちょっとした映画のワンシーンみたいだね)

春が待ち遠しい

このおばぁちゃんの疑問形?の話し方が、ストーリーに対して、良いアクセントになるから、つい想像しやすくて聴きこんじゃうんだけどw

話はそのまま戦争の話へ(ちょと辛い話しだから読み飛ばしたい人は飛ばしてね)。

ひと息

『あたしは、たまたま?生き残ったのよ。』

『女学生の時、お母さんの所に帰ろうと、汽車に乗ってたときのこと?向こうの車両からタン!タン!て?音が聞こえるの、

そしたら向こうから人がいっぱい?こっちの車両に逃げてくるのよ。

あたしは怖くなってね?つい座席の下に、うずくまって?動けないでいたのよ。

逃げろ

そしたら2人の米兵が笑いながら機関銃で?タン!タン!て撃ちながら私の横を通り過ぎていったの。

、、、(長いので省略)

、、、

汽車を降りた時は?誰1人生きてなかったわ。

今ではありえない話だけど?当時は普通だったのよ?』と、、

さらりと笑顔で話された時、

あ〜、自分の時代が恵まれて、平和なんだと気付かされる。

あ〜それが普通だったんだなぁと。

同じ年代、同じ街ですら、いろんな価値観、考え方の違う人がいるのに、時代や環境が変わってしまうと、びっくりするぐらい常識なんて、当てにならないものだろうだなぁと、、、

なかなかのお話でした。

(事実だけに重かったです。)

最近読んだ、この本、ちょと切り口は違うけど思いだしたから貼っときますw

主人公の想う感覚が、今の時代なら絶対正しい事なのに、あの時代だと真逆になってしまう。そんな感じの内容、、

深いです。

相手の考えてる事、行動って、自分からしたら理解できないものだからって、簡単に否定は出来るものではないし、相手にとっては当たり前だったりする、、

そんな事をつくづく思い知らせる、今日この頃wです。w

↑この本を読むともっと感じると思います。

おまけ。

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