あ〜忙しい!もう締め切りが〜!
そんな毎日に煽られ『ぼんやり』する時間を削っていませんか?
間違ってますよ。
何かをやるとき、何かを最後までやり切るときには集中力が必要、でも長く保ちつづけるのは難しい。
実はこの集中力、何もしない時間、ぼんやりする時間をもつか持たないかの差だけで大きな違いがあるとわかったんです。
(集中力は、ぼんやりこそが決め手だった)
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もともと人間(動物)には、いつ襲ってくるかもわからない外敵から身を守るため、危険を察知しようと注意を散漫にする本能があります。
これは、一つの事柄に集中しつづけること自体が、私たちにとって難しいということなんです。
それだけではありません。
研究科学によれば、仕事、やりたい事を詰め込めば詰め込むほど効率はさがり集中力は長く続かなくなるのです。
ところが、
集中する時間とぼんやりする時間を交互に挟んでみるという研究実験をおこなったところ、いくつかの実験に比べて最も高い効果を発揮したんです。
そこで、この研究を参考に、
何もしない時間、つまりぼんやりする時間をあらかじめ予定に組み込む、新スケジュール作りを紹介していきたいと思います。
そして、その前にもう一つ、
明日の不安、昨日の後悔、心配ごともマルチタスク(詰め込んでいるのと同じ)となり集中力は下がります。
こころの原因、悩みゴトは紙に書き出すことで頭の中を解放してあげよう。
(キレイに書く必要はありません、殴り書きでも構わないので思いつくままに書き倒しましょう)
紙に書き出す行為は、頭が整理されていくと同時に、いつまでも繰り返してしまう反芻(はんすう)思考を解放させます。
そして、もちろん頭を整理させた後は、ぼんやりするのもおすすめ。(瞑想も効果的です。)
机の上で無理矢理がんばっていても効率は下がるばかりです、思い切って散歩に出てしまうの手です、何度も言いますが集中力は『何もしない』を挟んだほうが上がるのですから。
公園など自然の中ですごすとより回復できます、自然は一点に集中することができないので、移ろう景色、匂い,音、次に何がおこるかわからない環境が気持ち良く頭を「散乱」させてくれます。
また、行き詰まった時は、無意識の力も利用しよう。
抽象的すぎる内容や情報量が多すぎる場合には、一度だけ集中して考え、その後は無意識に委ねるという方法が良い結果を生むという研究結果もあります。
このぼんやりする時間(無意識)が解決策、新しいアイデア、斬新なアイデアを呼び込んでくれる。
長い間、膠着状態だった考えも、あっけないぐらい簡単に解決してしまうなんてよくある話です。
大企業Googleの『20%ルール』(勤務時間の20%は自分の好きな時間に使っていい)は有名ですが、Google以外にも、何もしない時間で成果を出させようと休日を週3日にした会社もあるそうです。
そんな自由な時間を使って「ポストイット」を開発した3Mも有名ですね。
他にもいくつか研究でわかったおすすめ情報も紹介したいと思います。
◯夕方からは集中力を必要する仕事よりクリエイティブな仕事のほうが向いている。
これを利用して5時以降は働かないなど。
◯『ぼんやり時間』のスケジュールを具体的に決めておく。
何をするのか、何分ぼんやりする?何時間?と、スケジュールを具体的に決めてあらかじめ予定時間に組み込む。
そして組み込むこと無しに没頭しない、気をつけないと集中のないダラダラ時間になってしまいます。
この『5時まで』や『ぼんやりする予定時間』の良いところは、決めてしまえばその時間までにやろうとする、締め切り効果が集中力を上げてくれ2度おいしいからです。
ランチまでにコレを終わらせよう、3時のコーヒータイムまでにやっつけようなど。
◯効果抜群の昼寝もオススメ、あらかじめ何もしない時間を決めておきましょう。
そして、何もしない時間が集中力をあげる、効率が良いことを自分自身に言い聞かせ習慣にしよう。
ぼんやりの時間は、『本当』の仕事効率を上げてくれる、さらにぼんやりする時間が精神的な回復と空白の時間が実際に増えるので気持ちの余裕ができる。
その余裕がアイデアをつくりモチベーションも上げてくれます。
つまり、『ぼんやり』は高い集中力、高いアイデア力と心の余裕をつくり、仕事の生産性をあげてくれる。
【まとめ】
集中力は、何もしない時間を挟んでこそ発揮する。その効力はアイデア力と心の余裕まで作ってくれる。
おすすめ本
シンプルで読みやすく起業したばかりの人にも読んでほしい本。イラストも多いので頭に入ってきやすいです。そしてヒラメキには賞味期限があるそうですよ。
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