子供のころは1日に7〜8時間、当たり前のように一緒に遊ぶ友達がいました。
今日も遊ぼうぜ!
ところが大人になるとその時間は少なくなり、さらには自分の中身を隠すのが上手くなったり、、、。
これが大人になると親しい友人ができにくくなる原因だったりします。
子供のころは、あんなにたくさんの時間を一緒に遊び、そして素の自分を隠す事なく簡単にみせれていたのに、、、。
(前回の記事でも書きましたが、、弱みを見せ合える関係はより早く深い関係になりやすい。↓)
そして、嫌われることを恐れる人ほど新しい関係を避けてしまう、ついバリアーを張ってしまう。
それは自分だけではなく、相手側にも感じる人が多いのかもしれません、だから、お互いに警戒をして上手くいかない。
そこで、面白い研究をしました。
よくあるコミュニティー(普通の)に、初めて参加してもらうだけの実験です、ただし一つだけ変化をつけました。
①『他人を受け入れる人ばっかりのコミュニティですよ。』と嘘を伝えてから参加してもらった場合と。
②何も伝えずに、ただ参加してもらった場合の2つです。
いえーい!
すると、①の『受け入れる人ばっかりですよ』と伝えられたメンバーは、何も伝えられなかったメンバーに比べて仲良くなる確率が高くなっていたんです。
相手から好かれるという期待をしただけて、積極的に会話へ参加していてよく話をしていた。
つまり、相手の行動うんぬんではなく自分の行動1つで決まっていたということです。
そしてもう一つ、ちょっとこわい研究結果もあります。
友情に関してのアンケート調査で、
『友情は自然とできるものだ』と書いていた人ほど、歳をとっていくにつれ孤独になっていた。
それに比べて『友情は努力して手に入れるものだ』と書いていた人たちは生涯に渡って良好な友人関係を築いていた。
忘れずに覚えておきたいものです、ぜひ参考にしてみてください。
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それでは解決策も考えていきたいと思います。
てっとり早い方法は、
◯興味のあるコミュニティーに入りその趣味を追求(楽しむ)することです。
追求することで自然と困難にぶつかることができます、そしてそれ乗り越えるためには弱さを見せざるを得なくなるからです。
(同じ悩みをもつ仲間や上級者に相談するなど)
もちろんグループですからお互いに助け合える環境も生まれ、深い関係になりやすい。
仕事だけの付き合いや、軽い友人同士の関係だけでは、なかなか弱さは見せずらいものです。
◯バイアス(思い込み)にも注意です。
馴染めなかったのではなく馴染まなかった場合がほとんど、と自分を疑ってください。
先程の研究でもわかる通り、自分から行動を起こさずにいた可能性が高いからです。
無意識に避けていた、又はつい自分を隠そうとしていたなどがほとんどで、これには人がよく陥る定番のパターンとして専門用語までついてしまってます。
『隠蔽回避の罠』といって、ついスマホに逃げてしまったり、知っている人とばかり話してしまうなど自分で自分を隠している行為をいいます。
相手から声をかけてもらえるのは稀です、ラッキーな展開を期待せずにある程度、努力の覚悟をする必要があるのかもしれませんね。
こんには〜(練習だよん)
もし、会話が苦手でしたら何度も会うという方法もあります。(結局は頻度がものを言うらしいです)
いくつかの研究でも回数の効果はとても大きくエビデンスはとても高いです。
ですから時々しか参加できないコミュニティを選ぶのではなく何度も通える(最低でも2週間に一回は続けられる)コミュニティーを選んで参加することをお勧めします。
また、特定の人と仲良くなりたいのであれば、2人にしかわからない経験、独占欲を刺激するような方法も良いです。
例えば飲み会の前に2人だけで軽く一杯、もしくは二次会など、パーティー前後の『2人の時間をつくる』です。
前回の記事でも書きましたが、マニアックな趣味、本、絵、映画などを共有するのも効果が高いそうですよ。
最後はダイレクトに示す『好きです』効果。
結局、相手も好かれているのがわかれば好きになりやすいもの。
嬉しいし心が開きやすい、もしその好きな理由に説得力があるのなら伝えるのがベターです。
例)相手が好んで使う言葉、心に響いた言葉を出すなど『あの時の◯◯って言葉には痺れましたよ〜』
【まとめ】
興味のあるコミュニティーに参加しよう。勇気を出して自分から声をかける。気になる人がいたらさりげなく会う回数を増やす。
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