幸福度を測る研究で、没頭している時間が長い人ほど幸せを感じていることがわかった。
(没頭とは時間も自分も忘れるぐらい目の前のことに没入している状態。)
面白いのが、その幸福感は自分の好きな事、そうじゃない事に関係なく目の前のコトに入り込めているかどうかの問題だったこと。
人は、条件さえ揃ってしまえば、なんにでも夢中になることができて幸せになれちゃう生き物なのです。
(もちろん、本当に嫌なコトは別だと思いますが、、)
ちなみに、
人間は一日の半分(約46.5%)は、没頭とは程遠いマルチタスクの状態になっているそうです、これは今やっている行動、目の前の作業以外に別のコトを考えてしまっている状態。
没頭どころか集中すらできていないんです。
つまり、没頭が幸せを作るのだとすれば、今のままでは難しいということ。
(今はもう、マルチタスクよりもシングルタスクの方が効率が良いと言われていますよ。)
新しい研究では、
心ここにあらず(マルチタスク)の時間こそが不幸の要因なのではないかと言われ始めていて、人は没頭をしたがっているのでは、?、、、と。
まぁ没頭することで幸福度が上がるのですから、純粋にわかる気もします。
また、没頭に入りやすい人は、外交性、協調性、開放性、好奇心,誠実性が高く、
逆に入りにくい人は、メンタルの弱い人が多い傾向にあるそうです。(つい敏感に反応してしまうから)
対策としては、集中しやすい環境、個室や自然豊かな静かな場所を上手につかうのがお勧めです、周りの音や雰囲気に流されにくいので集中できます。
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それでは、没頭を作る簡単な方法も紹介していきたいと思います、参考にしてみてくださいね。
没頭は午前中が1番入りやすいとされていて、朝の時間帯には集中力が必要な【やらなくてはならない事】をするのがもってこいです。
そして、
その【やらなくてはならない事】を続けていくと、しだいに脳は飽きてきて、徐々に【やりたい事】にモチベーションがシフトしていきます。
この流れを上手に使いましょう。
きっと、朝にその作業をもってくる意識をするだけでも、没頭しやすい自分に気づけると思います、
また、時間を気にし始めたら要チェックです、そのまま時計を見る回数が増えてくるようなら脳が散漫になってきている証拠。
もし作業が単調なものになっていたら注意力(集中力)が必要なタスクに変えていく、それでも薄れてくるようなら、もう切り替えて得意なこと,好きなタスクを選ぶようにしましょう。
つまり、【やらなくてはいけない事】を前半に【やりたい事】を後半にもっていく、それだけ。
どうしてもの時は(単調な仕事が残っていて終わらせなくてはならない時は)、ドキュメンタリー番組のような少しだけ頭を使わざるえない番組を見たり、オーディオブックを聞くなどを使って『ながら作業』するのがお勧め、集中力が保てます。
最後に、没頭につながる五つの要素を紹介です。
没頭できていないとき、下記の5個を意識してみよう。
その作業は、
①自分で自由にコントロールしている感覚があるか。
自己裁量のないやらされている感は、やる気を奪い集中しづらい。
②多様性があるか。
仕事なら幅があるかどうか、単調だと飽きてしまう。
③少し背伸びするぐらいの難易度かどうか。
簡単すぎると飽きてしまうし、難しすぎても諦めてしまう。
④フィードバックがあるか、自分の成果がみえるか。
成果がみえないとモチベーションが落ちてしまうものです。
⑤全体像が見えているか。
何を何処までやっていいのかがわからなくなり不安になりやすい、全体を把握していれば今やっているコト、その理由がクリアになりやる気をつくってくれる。
この5個があると、リラックスした集中状態(没頭=フローな状態)に入りやすくなります。
没頭は幸福度をあげてくれるだけでなく、人生も変えてくれる力を持っています、時間を忘れて集中するそれは、達成感、充実感 ストレス解消、もちろん幸福感などなど、いろんな効果を運んでくれます。
そして、何よりも楽しい!😊
【まとめ】
朝と夜とで【やること】を使い分けよう。没頭はあなたに幸せを運んでくれます。そして、何よりも楽しい!
おすすめ本。
挑戦とスキルの釣り合う状況で没入する体験、それが没頭。わくわくしたい!人生を充実させたい。本当は仕事も家事も勉強も楽しめてしまうのです。幸せにつながる行動を教えてくれます。入門編と合わせて2冊お勧めです。
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