うまくいかない人間関係、うまく行かせたい人間関係、色々ありますよね?
でも、まず最初に知っておいて欲しいことが一つあるんです。
それは、
人間は、相手の言葉にちょっとでも違和感を察知すると脅威を感じたり心拍数があがってしまうということを。

つまり本能的に、「おかしいな?」と感じてしまう相手との関係は難しくなるということです。
うわべだけ、もしくは何かを少しでも隠しているような付き合い方(透明性や信頼が保てない)では直ぐに伝わってしまう。
むしろ個性が強くても、自分の悪い部分、恥ずかしい部分、苦手、弱い部分を素直にさらけ出せている人の方が信用されやすく深い関係を築くのが上手いものです。
たしかに、人によっては勇気のいる行動なのかもしれませんが、相手からすれば信頼(安心)できるかどうかの方が大切。
たとえ性格に少し問題がある人だとしても,何かを隠しているうわべだけの関係よりも脅威を感じない(心拍数が上がらない)人間の方が付き合いやすいのです。
そして、短所を持たない人間などいない。
全部ひっくるめてお互いを受け入れる、受け入れてもらう関係、それが信頼や信用のある良い関係だと思います。
また対立を避けていても難しいです、対立は避けるものではなく乗り越えるもの、『違い』は当たり前だと受け入れどうやって乗り越えるのか考えることで関係は深くなります。
むしろ対立(違いを確認し合う行為)をして、お互いをわかり合った人間関係ほど深くなります。
よく必要以上に対立を喧嘩だといって避けたがる人もいますが、それではいつまでたっても理解し合えません。
お互いに自立している関係であれば、感情に支配されず冷静に話し合えるものです。
喧嘩ではなく分かり合える、これは『絶好のチャンス』だと捉えるべきです。

もともとは他人同士、今までの環境も違ければ価値観が違うのは当たり前です。
相手を自分の都合に変えようとするのではなく理解しようとする、自分のことは自分でやる、相手は相手で好きにやってもらう。
その上で協力しあう。
そう思えば、相手に期待してイライラすることも無ければ怒る必要もなくなるでしょう。
(イラッとしたら誰かに期待している証拠です)
積極的に意見を交換しましょう。
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それでも、それでも(笑)イライラしてしまうのが人間。
そこで、そんなイライラ時の解決策もいくつか紹介してみたいと思います。
最も効果的で簡単なのは『深呼吸』
人間は感情が変わった時、必ず呼吸も変わっています。
深呼吸しながら怒るのは難しいものです、変化した呼吸に気づき呼吸をコントロールできるようになれば感情はコントロールしやすくなります。

そして、『まっいいか』も便利。
これは『手放す言葉』とも言います。
細かいコトにこだわる人ほど(時ほど)人間関係は悪くなりがちです、そして悲しいことに人間はどうでもよいことに、こだわる癖があるんです。
うまくやるコツは、自分にとって最も大切な『こだわりゴト』を1つだけ決めてしまい、それ以外のことは全て「まっいいか」にする、つまり手放すというやり方です。
あれもこれもでは手放しづらいものですが1つを決めてしまえば、これさえ有ればと心が柔軟に対応できるようになります。
たった一つの譲れないことを決めたらあとは手放そう。(ただし、たった一つの譲れないコトは何があっても本当に譲らない)

それでは『人間関係』3つの改善策、いきたいと思います。
○セルフケア
自分のペース配分を守ること、人間関係がうまい人ほど自分のペースを知っています、自分の限界をちゃんと覚えておく、知っておく、これ以上はやらない、限界を忘れない。
最初は上手にできないかもしれませんが、その時の経験(失敗)を忘れずにいつも意識しておきましょう。
○一緒にいる時間を増やす。
単純ですが一緒にいる時間が長いと仲良くなれます(本当です)、研究でも200時間の対面があれば仲良くなるといわれ、苦手だと思っていた相手とも自然と付き合える関係になってしまったそうです。
単純に対面時間を増やしてみよう。
○お互いに意味のある『共通の目的』を持つ。
さらに、その目的を協力して達成する。
最高の関係をつくるには、この最後の『共通の目的』が抜群です。
「なあなあ」の関係ではなく試練は必須だということです。
【まとめ】
うわべだけではなく自分をさらけ出す。「こだわり」は一つだけ『ま、いいか!』で手放そう。そして自分のペースを忘れない。
おすすめの本
ささやかな一言で空気を変え、対立や関係を変える「問いかけ」の技法。身近な例え話もたくさんあり、わかりやすく書かれた良本です。
もう1冊。
今の自分の姿勢(人間関係について)がよくわかります。どんな関係をつくっていきたいのか、 相手は変えられないこと、それよりも自分が変わった方が何倍も素敵なこと、などがわかりやすく書かれてますお勧めです。

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