あの人から信頼を得たい!自分の話をしっかり伝えたい!
そんな場面に役だつ『傾聴のテクニック』を知りたいと思いませんか?
人付き合い、信頼関係をつくる上で一番大切なこと、それは話すことでなくトコトン聞くことです。
誰だって自分の話をするのが大好き、話すことでストレス解消、満足感、不安解消。
悩み事は人に話すだけで9割は解決する言われ、話すうちに頭は整理され、問題点や原因が明確になりわだかまりは溶けていく。
ストレスは棚卸しされます。
そうなんです、みんな喋りたいんです。(笑)
そこで、信頼を得たい、自分の話をしっかり聞いて欲しいのであれば(後ほど詳しく説明します)、まずは傾聴、つまり相手の話を聴くことから始めてみていかがでしょうか。
傾聴のテクニックで1番大切なこと、それはとにかく話をゆずる、これに尽きます。
お互いが同時に話しかけ合った場合でも、どうぞどうぞとやり合った場合でも必ず絶対に譲ることです。
話したいと思っている状態では(頭の中は話したいコトでいっぱい)、相手はあなたの話に集中することができません、だからまずは聞いてあげて相手の頭の中を綺麗にしてあげる。
この理屈がわかってしまえば、例え自分の話をきいてもらいたい時でも、まずは相手の話を聞かないと意味がない、あなたの話が届かないとわかるとはずです。
大丈夫です、返報性の原理があるので(好意を受けとったらお返しがしたくなる心理)、自分の番が来た時に相手が自ら時間を作ってくれます。
その方が、綺麗になった頭の中にちゃんと聞こうとする気持ちの相乗効果が重なって伝わりやすく刺さりやすくなるものです。
(お互いにお互いの話をしっかり聴けるのでwinwinだと思います。)
気をつけていただきたいのが、どんな状況、どんなパターンでもトコトン譲る心構えです。
答えがわかっていても待つ、口ごもってもまつ、絶対まつ、沈黙を言葉で埋めない、これができてしまえば信頼感と話をちゃんと聞いてくれる人という印象をあたえることができます。
2時間お話しをする予定なら、最初の1時間はとことん聞くぐらいでOKです。
沈黙を言葉で埋めるのは、落ち着かない人のイメージと重なり、信頼感は減ってしまいます、むしろ沈黙すらも傾聴する気持ちでいきましょう。
会話中に相手の気がそれた場合。
例)外で工事現場の作業がはじまったなど、、
無視はせず、その逸れた出来事を話題にする、これはチャンスだと思いましょう、『なんだか、外が騒がしいですね』嫌がらず話題にする、それは共有のチャンスです、お互いが同じ体験をしているので共感や共有、2人の一体感のチャンス。
ここでもあわてず、相手側の気持ち(相手の気がそれた出来事、つまり相手が気になった話題)に沿って共感する。
是非、参考にしてみはいかがでしょうか。
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それでは最後に細かいテクニックも3つほど。
◯もし自分に理解できない話題が出てきても相手のせいにしない。
自分が理解をする責任を持っていると思いましょう、わからなければ素直に聞くのはもちろんですが、その時も自分に理解力がないという形できくこと。
その話題が難しい内容、混み入った内容であればある程、唯一の理解者になれる可能性が高くなります。
人は、唯一の理解者を裏切りづらく、逆に信頼と親近感を持つようになります。
◯相手が話した言葉をそのまま真似る、または後半部分だけでもなぞってはなす。
ネガティブな『感情表現』をしたときなど、逃さずそのままの同じ表現で真似して繰り返す方法です。
「ムカついたのよ〜」と言ったのなら腹が立ったんですねではなく「ムカついたんですね。」とそのまま真似る。
(感情表現を繰り返えされると、理解されている共感してもらえてると感じる、さらに同じ言葉を使われると親近感が湧きやすい)
◯集中できないときは、無理して聞かない。
(これ、重要です。)
諦めて次回にして貰うか、終わりにしましょう。
無理に聞くことで印象が悪くなるのを避けましょう、忙しい雰囲気や面倒くさい空気は、話を聞かない人だというラベルが貼られます。
時間がないのなら1時間とか30分とか決めて、全力で聞くなど、その時にあった対処が必要です。
【まとめ】
とにかく話を聴く。自分は最後です。共感を示して最後までしっかり受け取りましょう。
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