つづきです。
今回は、より具体的なそして強力な方法を3つに絞って書いてみました、ぜひ参考にしてみてください。
習慣はテクニックで手に入る!
ちなみに前回の記事はこちら↓
まずは、単純かつ簡単なテクニックからいきましょう。
①20秒ルールです。
習慣がすぐ始められるように、あらかじめ(20秒間縮まるように)準備をしておくだけ。
行動科学の研究で、人は前もって20秒間の準備をしておくだけで行動しやすくなること、動き出しやすくなることがわかっています、逆に20秒間、手まどるように準備しておくとやりたくなくなります。
例)ギターの練習をしたければ、イスと譜面台、もちろんギターもセッティング、座ればすぐにでも始められる状況をつくっておく。
逆の場合)タバコの悪習慣を辞めたければ、鍵付きのバックにタバコをしまい、ライターは違うポケットにしまい20秒手まどるようにするなど。
やってみるとわかりますが、かなり強力です。
セッティングされた状況を眺めるだけでもスイッチは入りやすくなるのですが、準備をしている段階でもすでに頭がやる気になっている場合が多いです。
やるぜ!
また、せっかく作りあげた習慣が予期せぬ出来事で途絶えてしまうのもよくある話。
これは真面目な人ほど多く、ここで挫折してしまう人を本当によく見かけます。
そこで、次に必要なのが、
②緊急回避のB案づくりです。
万が一できなかった時、どうしてもできない時、時間がとれない、そんな時の簡易習慣(とりあえず習慣)をつくっておく、つまりB案です。
例えば、
月曜日は「いつもジムで筋トレを30分こなしている」でも今日は残業でどうしても出来ない、出張などでできない、そんな時。
家に帰った玄関先で、又はホテルにチェックインしてドアを閉めたあと、靴を脱ぐその前に「スクワットを○回」など。
最低限(相当低く設定しよう)をあらかじめ作っておき言い訳ができるようにするB案です。
『私はちゃんと続いている!』『大丈夫、予定通りだ!』と自分を納得させて気持ちを途切れさせない工夫です。
これは、
その時その瞬間の思いつきで行うのではなく、あらかじめ用意しておくことに大きな意味があります。(大きな違いです。)
何故なら思いつきでやった場合は、逃げたような、自分に負けたような気持ちになるからです。
でも、あらかじめ予定の内に入っているとわかっていれば心は納得します。
よかった…
そして、最後の3つ目は、
③欲張らない。
早く結果が欲しい、早く上手くなりたいなどの焦りから、すぐに行動を増やしたくなる気持ちもわかりますが、、待ってください。
増やすタイミングは『退屈』を感じた時だけです、もし『焦り』からもっと増やそうと感じているのであれば要注意です、高確率で辞めてしまう原因になります。(無理は続かない)
完全に習慣化できた時、人は飽きます。
そう感じてからが新しい習慣、またはバリエーションをくっ付けるタイミング、増やすタイミングです。
ただしバランスも大切、退屈は辞めやすくなるタイミングでもあることから、この瞬間を逃さず新しい習慣を加えることができれば好循環に!(習慣の二重法則とも言われています)
要は『あ..つまんないなぁ』と感じたタイミングが増やすタイミングです。
ぜひ、この3つを意識して試してくださいね。
まてー!焦るなー!
最後にコツを2つ。
◯繋げる新習慣は似ている習慣同士をくっつける。
関連性があるもので繋げると繋がりやすいです、例えば、散歩から筋トレ,瞑想から読書など。
場所でも使えます、同じ場所で済ませてしまおうの気持ち(ついでに)が次の習慣に繋がりやすい。
研究では週4回以上がもっとも続きやすく、そして6週間できると習慣になると言われています。
つまり、
習慣をつくる時は、逆算をして『私は、この内容を週4回以上で6週間続けることができるだろうか?』と考えるようにすれば良いということです、難しそうならあっさりとレベルを落としましょう。
◯始めたら『途中』でレベルを上げない増やさない変えない。
レベルを上げるのは、もっての外(ほか)ですが変えないことも重要です。
変えるのは完全に習慣が身についてからです。
調子に波があることを前提にして、悪い時にでもできるレベルに、身につくまでは一切変えなくても済む調整をしておく。(何度も言いますがかなり重要です、詳しくは前回の記事を参照)
読書で例えるなら『1日10ページでは続かなそうだから3ページにしておこう!』『緊急の場合(B案)は、ページを開くだけでOKにしょう!』など。
【まとめ】
前もって20秒縮むようセッティング。調子に波があることを前提に『週4回を6週間』できるかどうかを自分に問おう。難しければ出来るレベルまで小さくするだけ。焦らない!
おすすめ本
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