ついやってしまう悪習慣、なかなか辞められないものですよね。
ストップボタンが欲しい!
人は、習慣を0にしようする(無くそうとする)のが苦手、でも入れ替えるのであれば比較的簡単にできてしまうという性質があります。
そこで今回は、悪習慣を辞めるのではなく入れ替えて解決しましょうという提案をしたいと思います。
(タバコをガムにするなどのように)
では、なぜ人は習慣を辞めることが出来ないのでしょうか。
それは普段から習慣を意識していないで行っているから、つまり無意識でやっているからです。
例えば、アンケートを使った『無意識』の研究です。
『食べ物のことを1日に何回考えますか?』という質問をしたところ、平均回数は14.4回でした。
ところが、実際の回数を実験してみると226.7回もありました、つまり無意識のうちに何度も考えていたということです。
これをそのまま習慣に置き換えればわかりやすいと思います。
習慣は悪いものでも良いもでも関係なく無意識のうちに考えてしまいやってしまう、そして、さらに安心感が得られるので辞められないのです。
これは依存と同じ構図。
だから同じ依存をするなら良い習慣に入れ替えて、良い習慣に依存してしまえばいいのです。
良い習慣で安心感まで手に入るなら一石二鳥ですよね。
ガチャリッ
ちなみに、衝動買いをしてしまう習慣的消費者の特徴を調べた研究もあります。
ベスト3は『時間がない』『考える余裕がない』『自己制御ができない』の3つだったそうです。
この結果からわかる通り、まずは時間の余裕をつくりストレスを溜めない、この辺りを参考にして習慣を入れ変えてみてはいかがでしょうか。
また習慣の入れ替えを意図的にできる人は幸福度が高いという研究もあります。
自分の未来を自分の力で向上させられるという自己肯定感や自己コントロール感が幸福度をあげているのかもしれません。
こっちの方が私に向いてるわ
人生の大きな節目が入れ替えのチャンス。
習慣は、大きく環境が変わる時に替えやすい、もしくは自然と入れ替わってしまうことが多い。
引っ越しや転職、何かの転機にタイミングを合わせて、ずっと考えていたアイデア(習慣)を入れてみてはどうでしょうか?
それでは、ここからは悪習慣の解決策とアドバイスを書いてみたいと思います。
まずは『気づくこと』です。
いつ?どんな状況で?悪習慣を始めてしまうのか。
夕食を食べた後?テレビ見ながら?お酒を飲んだ時?など、あらかじめ探しておくと対抗策が練りやすいので、調べおくのが大前提です。
そして、入れ替える内容は必ず同時にできない事で置き換える。
なぜなら人は同時に2つのことが出来ないから。(拮抗反応といいます)
先ほどの例で言えば、タバコをガムにするなどです。
この方法で、習慣の入れ替えを10週間試してもらった研究では、18.5%の成功率だったところを52.5%まで上げることが出来ました。
他にも、環境や設定も大切です。
ついゲームをやってしまうなら、コントローラーの上にいつもKindle(電子書籍)または本を置いておく。
携帯ゲームのアプリなら、先にKindleや語学や勉強アプリなどがあるページを開いた先にゲームアプリを置いておくなど。(1回ではたどり着けないようにする)
英語ゲームだもん
最後に、
ストレスを抱えていると、人は習慣に支配されやすいことも知っておきましょう。
だからこそストレスがない時に良い習慣をあらかじめ作っておくことが大切です。
良い習慣を作っておけば、ストレスを抱えた時、悪い習慣ではなく良い習慣に支配され助けてもらいやすくなります。
週3回の筋トレや朝の読書、週1回は観ると決めた映画鑑賞などなど、その習慣を無意識に始めてしまうことで、(やらないと落ち着かない)
ストレス解消(気分転換)になったり、最初からストレスを抱え辛い生活になってたりするものです。
また馴染みの場所は悪習慣が起きやすいという研究もあります。
場所を変える、環境をかえるのは本当に良い手なのでお勧めです。
認識変えようとしたり、意志の力に頼ったり、より良い情報を探しだそうとする努力よりも環境の変化の方が効果が高いことを覚えておこう。
(過去記事ですが他にも習慣について書いてます→習慣を後押しするテクニックも良かったら)
【まとめ】
悪習慣はやめるのではなく良い習慣に置き換えよう!時間の余裕をつくりストレスを溜めない。環境から変えていこう!
おすすめ本
成功する人は共通する思考や行動のパターンを持っている、才能ではない。薄くて読みやすい。シンプルなのに成功を収める為に必要な習慣が明確に書いてあります。
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