なんだか最近やる気が出ないな、楽しくないなと感じてませんか?
もしかしたら『悩む事』に慣れてしまっているのかもしれません。
ついネガティブに考えてしまう、、ついトラウマが頭をよぎって諦めてしまう。
そう思ったら、
変化が怖い、又は新しいことに興味がなくなる『学習性無力感』(後ほど説明します)の可能性があります。
普段から「何をやってもムダ」だと感じたり、頑張っても意味がないと感じてしまうのなら要注意です。
人は、ストレスから逃れられない状況が続いたり、ネガティブな気持ちが習慣になってしまうと、この『学習性無力感』という罠にハマってしまうのです。
本当は逃げることが出来るはずのストレスに『どうせ私には無理だから』と諦めてしまい現状維持を選んでしまう。
もし自分が少しでも当てはまるかもしれないと感じたら、
これから説明する有名な研究、犬の実験をぜひ読んで欲しい。
犬に電気ショックを与えて、その後にどんな行動をとるのかを調べた可哀想な実験です。(>_<)
◯パネルを押すと電気ショックから逃げることが出来た犬たちと、
◯何をしても回避ができない状況でショックを与え続けられた犬たちとを
同じ柵に入れます。
今度はどちらの犬たちも、足元にある低い壁を乗り越えられれば簡単に電気ショックから逃げられる状況にしました。
そしてショックを与えます。
ところが、、
回避ができない状況を学んでしまった犬達だけは、逃げることを諦め横たわり耐えることを選びました。(隣で逃げていく犬達がいるにもかかわらず逃げないんです。)
これが『学習性無力感』です。
ネズミや他の生き物、そして人間の研究でも同じ結果が出ました。
つまり人間も、ストレスやネガティブ感情に慣れてしまうと回避ができる方法があるにも関わらず、これ以上酷くならないようにと、耐えることを選んでしまう可能性があるんです。
もしかしたら、あなたも気がつかないうちに同じような状況に陥っているのかもしれません。
そこで、これに当てはまったら注意しよう(11個)をつくってみました、チェックしてみましょう。
1、苦しい状況に慣れてしまい現状維持で良いと思っている。(そのままですが振り返ってみてください)
2、失敗の恐怖の方が、成功への喜びよりも大きく感じている(ネガティブの重みが優っている)
3、今の不幸に特別な意味を持とうとしている。(◯◯だからしかたがない、または環境や何かのせいにしているなど)
4、不幸の後には必ず幸せが来ると思っている。
不幸と幸せはセットではないはず、なのに苦労をしないと何も手に入らないと思い込んでいる。
幸せの後に幸せだってくるし、不幸のあとに不幸が来ることも当然あります、待つのではなく(学習性無気力になるのではなく)工夫や努力など頭を動かしてこそ出られるもの、諦めるのはまだ早いのかもしれません。
5、不幸な人やそのような人達とつるむ。
上手くいってない人達と一緒にいて、上手くいくことは稀です。
上手くいっている人には余裕があります、チャンスや良い話をもってくるのはいつだって上手くいっている人。
6、根拠がないのに自分は特別だと思っている。
自分だけは違う、ワタシばっかり、自分は特別な力をもっているなどなど、、
みんな普通ですよ、同じような経験をして、同じように楽しい悔しいを感じてます、特別ではないんです。
7、非現実的なレベルを期待している。
目的が高すぎて、できないのかも知れません。
また、あまりに高いレベルを期待していると自分の周りに居る人達が(そんなことないのに)駄目駄目にみえてしまうもの。
年収何千万以上の人と結婚したいなど、世の中に溢れてるニュースやネットを調べてみれば平均年収なんて直ぐわかるはず。
8、幸せを追い求めすぎる。
人は幸福を求めれば求めるほど現実がつまらなくなってしまうという研究があります。
そして、逆に今を感じれる人ほど幸せになれるそうです。
心地よい音楽を聴いてもらう実験で幸福度を調べた研究あります。
結果は、
音楽を聞く前から楽しもうと意気込むグループほどつまらなく感じ、自然に音と向き合い素直に聞いた被験者の方が幸福度は圧倒的に高かった。
さらに、音楽を聴きながら今の自分の気分を分析させたグループは、さらに幸福度は上がったそうです。
9、今もっているものに慣れてしまい飽きているなら気をつけて。
もっともっとになっている可能性があります。(まだ足りないという感情が不満をつくります)
車や趣味の道具、服など、以前に欲しかった物を今日まで買ってきたはずです、その時は嬉しかったし使ってて楽しかったはず、その時のことを思いだしましょう。
もっともっとに切りはありません。
『あるモノを見て無いモノは見ない』です。
10、他人が自分を幸せにしてくれると思っている。
自分で自分を幸せにしてください。
他人や未来に期待するのではなく(コントロールできません)、今自分で何か行動を起こし自分の力で変えるという気持ちが大切です。
11、幸せになることに罪悪感をもっている。
私だけ幸せになっていいのかな?、金儲けなんて悪いことだと思っている、などなど。
金儲けも幸せになるのも悪いことではありません、詐欺や人を騙すようなことでなければ、感謝の数だけ儲かるのが商売です。
以上の11項目、参考にしてみてください。
8でも書きましたが、人は幸福を意識するほど逆効果になり、今に集中する、没頭をするほど幸せを感じることができます。
落ち込んだときに「元気を出して」と言われてもできないのと同じように意識をすればするほど難しいのです。
毎日の生活は、気分の波、調子の波、運の良し悪し、上がったり下がったりと不安定なのが当たり前で、それが日常なんです。
つまり一喜一憂しないこと、
幸せは、悲しいことも辛いこともひっくるめて全体で感じられるように長い目線で意識すると良いかもしれません。
良いことも悪いことも必ず巡ってくるもの(心の中も)一喜一憂せずドンと構えましょう。
ではどうすれば『不幸せの罠』から出られるのか。
それは、
自分が楽しい、嬉しいと感じる時間、人、場所、環境を増やすことだと思います。
気分がよくなる環境に行く、幸せが感じられる場所を増やす。
幸せになろうするのではなく、幸せが感じられる状況を増やすこと、そしてその幸せの瞬間あじわうこと
ではないでしょうか。
細かいテクニックも紹介です。
意識を変える作戦です。
イライラしているときは、わざと呼吸をゆっくり又は深呼吸しながイライラをしてみる。
するとイライラが難しくなりますよ。
最後に、
人を喜ばそうと思った時。
それが、心から、自分からやりたくてやっているのであれば大丈夫ですが、嫌われたくないからの気持ちやっているのであればやめましょう。
やりすぎで逆効果になったり相手もあなたもあまり嬉しくありません。なんとなく伝わってしまうものです。
(どこかに見返りを期待しているのであれば、それも相手のためではなく自分のためになっています。)
いいんです嫌われたって、嫌われるのを恐れると完璧な自分にならなくてはいけなくなり、完璧主義に陥りやすく欲求不満が溜まります。
もっと素直な自分を大切にしましょう。
相手にあわせると自分がないがしろなります、いつまでもたっても自分の話が出来ない、わかってもらえないなどストレスが増えるだけ。。
そのストレスを増やすだけの時間は、大切な人との時間に使いましょう!
【まとめ】
悩むことに慣れてしまっただけかも。幸せが感じられる環境を増やして、その幸せの瞬間あじわおう!
オススメ本です。
死を宣告された患者達から語られる生々しい言葉。深く考えさせられます。でも暗い内容というわけでもなく読んだ後は少し元気になりました。(僕は💦)人生感が変わるかもしれませんよ。↓
もう一つお勧めの本。
よく、お金で幸せは買えないと言われてますがそんなこともないようですよ(笑)。幸せになる為に、こんなにたくさんの方法があるのものなんだなと勉強になりました。是非読んでみて欲しい!
僕も電子書籍を出版してます。よかったら読んでちょ。↓
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