ものごとに動じない、気にならない、そんなメンタルの強い人になりたい。
でも、
そんな強い人になりたいからと、いきなり性格を変えようだなんて思ってませんか?
順番、間違ってますよ。
変えるのは性格ではなくまずは行動です、行動が先なんです。
早く変わりたいからとムリに性格から入るのは逆効果、そんな簡単にできるものではありません、自分とは似つかわない行動、言動は違和感を覚えるだけでなく心が消耗し疲れてしまいます。
長く精神的な苦痛に耐えるのは難しく、諦めの原因にもなりかねません。
そこで、続きやすい毎日の小さな行動、小さな約束ゴトから始めてみるのはいかがでしょうか。
あらかじめ決めておいた自分との小さな約束ゴト、小さな行動であれば、挫折しづらく続けやすいはず。
性格を変えるのではなくあくまでも小さな行動だけを変えようと意識する、であれば精神的な苦痛はいくらか少なくなると思います。
そこで、誰にでもできる3つのアドバイス(行動)を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
①毎朝、目を覚ましたら『今日一日たのしい行動を選択しよう』と心に決める。
え?それだけ?と思った方、大丈夫です。
これでも心理学の研究でおこなわれた真面目な実験結果の答えなんです。
たったこれだけで、心に決めなかったグループよりも決めたグループの方が実際に一日が楽しくなり、毎日続けることで性格が変わっていったといいます。
とってもシンプル。
朝起きたら1度だけ心に決める、楽しい行動を選ぼうと心がけただけで高い効果を発揮しました。
もちろん出来ない時もあると思います、でも毎朝こころに決めてしまう、そして少しづつ出来る数、できる日数が増えていけばそれでいいんです、効果はあるんです。
焦らずゆっくり時間をかけていきましょう。
また、余裕がでてきたら、
他人の目を気にして「自分が思っていた行動と違う行動」を選ばないように心掛ける、これも効果ありです。
(朝にネガティブな考えをもつと、その日一日の能力やIQが下がってしまうことを知っておこう。)
②辛いこと、嫌なことがあったら何度か深呼吸する。
人間は呼吸によって感情をコントロールしています。
興奮や不安、動揺しているときは早くなり、安心、リラックスしているときは遅くなる、これを利用するんです。
呼吸は、あなたが意識をしていなくても無意識で勝手に動き続けている、止めたくても止めれない、つまり力関係でいえば呼吸の方が意識より優位です。
(時と場合にもよりますが、、)
2〜3分間の深呼吸でストレスが半分になるという研究もあり、コツは吐くところから始めるのが良いでしょう。
吸う時は交感神経(興奮)が、吐く時は副交感神経(リラックス)が優位に立つので、ゆっくりと大きくカウントを取りながら吐く時間を長くしましょう。
お勧めはゆっくり4秒吸って、ゆっくり8秒間吐く。
つい強く吸ってしまう人は、最初に全て吐き切ってその後勝手に吸い込む力だけを利用する。
(自分から吸いに行かない。)
逆に気合いを入れたい時は吸う時間を長くすれば良い。
この深呼吸を心がけるだけの研究でも、性格を変えてしまう力がある、変えてしまったという結果が出ています。
そして個人的には、どんな時にでも深呼吸する癖をつける、その都度深呼吸するのもお勧めしたいです。
行動を変える時、仕事を始めるとき、なんでも深呼吸、一回一回片づいたような気分にさせてくれるのでスッキリしやすいし、一区切りの「終わった感」が達成感、満足感をつくってくれます、そしてつぎへの気持ちも高まりやすい。
最後は、
③一日の最後に5分間ノート
今日一日の出来事をネガティヴな内容もポジティブ内容もそれ以外も『全て』思いつくまま書き尽くす。
そしてその出来事すべてにそのとき感じた感情を書く。
感情を言語化すると心をコントロールしやすくメンタルが安定します。
また数年間、書き続けることで過去の自分を読み返す福効果も得られるのでさらにお勧めです。
誰もが数年前(数ヶ月でも)の自分の悩みゴトを見れば、くだらないコト、小さなことにクヨクヨしていたことに気づけます。
そして、
現在の悩みゴトも、いずれくる未来の自分がみたら小さい悩み事なんだろうなと、、気づかせてくれるからです。
【まとめ】
まずは小さな『行動』から始める。そして毎日続けることで性格は変わると信じよう。
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