深夜0時を廻ってから、どのくらい経ったのだろう、、、、
暗い部屋で1人ぼ〜っと何かを思い出そうとしている。
もしかしたら、ただぼんやりしたいだけだったのかもしれない。
なんだろう、大事な『何か』があった筈だし、思い出さないといけない気がするのに、、、
うーん。
しばらく思い出そうと、ぽつり実家の2階でボーっとしている。そんな深夜。
なんとなく人の気配を感じる。
下のリビングで家族が待っているようだ。
待ちきれないお姉ちゃんが何度も声をかけて来る
『どうしたの?まだ?』
行か、、なきゃ、、いけないのかな?
1階でみんなが待っているらしいし、もう自分待ちの状態らしい、、
でも行ったら”イケない”気がして、グズグズしてると、のそっと階段を上がって来る音がする。
そして、なんとなく暗いような表情をしたお姉ちゃんが顔を出して、
『もう、何してんの?早く降りてきてよ。』
お姉ちゃん、、目が虚ろだし、声に力が無い気がする、、う、薄い、、?
『うん、大丈夫、今いくよ、すぐ行くから!』
(でも行ったら、もう2度と戻って来れない気がする、、、)
と追い返すと、重い頭で急いで着替え始める、動きが鈍くて急げないが。
(そういえば、子供の頃、親にバレないようにそ〜っと2階の窓から塀を伝って外出したコトあったなぁ。)
よし!
こっそり逃げ出そうと無理矢理ジーパンのポケットに『サイフ』と『手紙』だけ入れて立ち上がる。
そういえば、持って行くものってサイフだけで大丈夫だっけ?と不安に思っ、、、
手紙?
クシャクシャの茶封筒だ、何か書いてある。
『負けないで!みんなで集まろう。こっちは、もう全員揃っているから大丈夫。信じれば来れる!』
ヨレヨレの字で書いてある。
『そうだった!』と思い出す。
(行かなくちゃ、でも頭が重い、せっかく思い出したのに油断するとまた全部忘れてしまいそう、、、)
そーと、バレないよう屋根伝いに降りる、1動作1動作カラダを動かすたびに忘れてしまいそうな頼りない記憶と闘いながら。
そして、誰もいない夜道を何処かの駅に向かって歩き続ける。
(つ、つらい、、、永遠に感じる)
すると突然、目が覚めてくるような、、、
夢から『覚めたい!』の衝動に駆られ始める。
あ〜
本当は起きたくないけど、重過ぎるし、でも此処で起きないと永遠に歩き続けなきゃいけない気がする、、、、
う〜
『、、聞こ、、るか〜、、』
たぶん、、目覚めた後の場所からなのか、遠くから微かな友達の応援が聞こえてくる
(もうみんな集まっている様子で、何人かの小さな消えそうな声)
『こっちだぁ〜!』
『あと少しだぞー!』
でも、、
あの家族っぽい雰囲気の、暗い実家の1階からの声も聞こえてくる。
『さっさと起きなよ、すぐだよ 、早くおいで!』
起き方を間違えては、、いけない、、でも、どうすれば、、、
みんなの方に起きなきゃ、、
ぐお〜重い〜
、、、
お、起きた!
起きたら、『1階にいた家族』でも『謎の友人達』でもなく現実だった。
隣を見たら奥さんが油断した格好でスヤスヤ寝ている。笑
しばらく混乱して思考停止。
どっちにも行けなくて良かった気がする。
あまりにリアルで不思議な夢だったので、忘れる前に(夢と一緒で油断すると忘れてしまいそう笑)慌ててメモに書きました。
ついでに奥さんに、この夢物語を話してみたところ。
奥さん『心の奥の方で、自分では気付かない何かに悩んでいるんじゃない?』
うーむ、確かに。
生活がガラッと変わったしなぁ、深層心理に何かあるのかもしれない。
夢占い出来る人がいたら教えて欲しい。笑
おまけ。
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