ついイライラしてしまう、ついカッとなって怒ってしまう。
この行為は、猿やゴリラと同じです。
という面白い本でした。↓
苫米地英人さん著書の、「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』
(下記で紹介します)
この本によれば、、、
些細なことでイライラしてしまう、何かあるとすぐに怒ってしまう。
(つまり、思い通りにいかないと、すぐ感情に支配されてしまうさま。)
それは、抽象度の低さが原因なのだそうです。
抽象度?
ことわざの『木を見て森を見ず』が近い表現かもしれません、つまり細部にとらわれ、全体が見れない様子のこと。
では、この抽象度をわかりやすく、
「低い抽象度」から「高い抽象度」に上がっていく過程を【場所】を使って表してみます。
例えば、目の前に『ブランコ』があるとします。
このブランコの抽象度を上げると『公園』です、なぜならブランコは公園内の一部だからです。
そして『公園』の抽象度を上げると『町』になります、町の一部に公園があるからです、
このように、
町→県→日本→アジア→地球→宇宙、、と目線が広がっていき、より高い場所から見下ろすような「高い抽象度」になっていきます。
今度はコレを、動物園の猿やゴリラの生活で例えてみましょう、、、
餌が貰えないという目の前の現実にイライラして怒ります(抽象度を上げると↓)
お腹は減っているが、まだ食事の時間ではなかったコトに気がつき怒りが収まります。(さらに抽象度を上げると↓)
毎日3回、必ず食事が配られているコトに気がついて安心します。(上げると↓)
飼育員は親切だし、食事どころか掃除までしてくれるコトに気がついて喜びます。(上げると↓)
動物園に来てくれるお客さんの入園料で、我々も飼育員も食べていけるコトに気づいて感謝します。(上げると↓)
経営者や地域住民の協力、、、、など
(まぁ、お猿さんなので、ここまで抽象度は上がりませんが)
というように、目の前の感情に流されて熱くなるのではなく、抽象度を上げることで、より客観視できるようにする。
全体を冷静に眺める抽象度が、上がれば上がるほど余裕が生まれます。
些細なコトでイライラする自分が、小さく感じるという具合です。
(さらに、この抽象度を上げて夢を叶えてしまうおう、という内容に興味ある方は是非!↓)
ちなみに、自己中心的な人ほど抽象度は低く、深く傷つきやすい傾向があるそうです。
逆に抽象度が高い人ほど、トラブル等を軽く受け止めることが出来、心の傷も早く癒えるそうです。
(わかる気がします。)
では、その抽象度を上げるにはどうすれば良いのでしょう。
それは自分だけのゴール(目標)、自分が心から求めている本当のゴールを設定することで自然と上がっていくそうです。
つまり、目標が抽象度を引き上げてくれる。
目標を達成する為には、些細な出来事をいちいち気にしていたら先に進めません、全体像を把握せざるを得なくなります。
(過去記事ですが→目標を決めることは人生を決めることと同じだったもよかったら)
もし目標が動物園の運営にあるのなら、資金のやりくりや計画、人材発掘など、広く頭を使いたくなるはずです。
猿がイライラ騒いでいても、一緒になって檻に置いてある小さなエサ箱のコトにこだわってる余裕はありません、
(スタッフに任せる、業者にやらせるなど、猿の怒りとは無縁の世界にいるでしょう。)
相手のちょっとした言葉に反応してしまうのは、目の前の出来事しか見えていないからです。
何かにイライラしてしまうのなら、そこに執着できないような、高いゴールを創ってみてはどうでしょうか。
つまり抽象度を上げてしまう。
『あ〜私、またイライラしてる〜、小さなコトにこだわってるのかな?もっと客観的に見なくちゃ。』
猿やゴリラは抽象度が低いので、目の前にある問題しか見ることが出来ません。
だから怒ることでしか解決する方法を知らないのです。
もっと高い視点
やりたい目標、なりたいゴールがあれば、些細な事など気にしなくなります。
いや、気にしていられなくなるものです。
【まとめ】
怒ったり、イライラしてしまうのは目線が低い証拠。何かやりたい事を見つけて、それどころじゃない自分になろう!
おすすめ本。
脳の仕組みなどわかりやすく解説してくれす。まさに抽象度について詳しく説しています。
僕も電子書籍を出版してます。よかったら読んでちょ。↓
↓今回の記事が参考になった面白いと思った方は応援クリックお願いします!
コメント