先日、瞑想について学んで来ました、その効果にびっくり。
うつ、不安、ストレス、心配性にもっとも効果を発揮すると言われている瞑想ですが、
それどころではなかったんです。
(まだエビデンスの少なさに弱点はありますが、それなりに確率の高い研究結果も数多くあります。)
ただし、瞑想の効果を実験で測るのは難しく数字は出しづらいもの。
やり方も種類も沢山あり、向き不向きがある上に、おこなった瞑想の『質』も本人にしかわからない。
そこで『時間』を参考にした実験で研究を行いました。
この実験でわかったのは、瞑想は思っていたよりも沢山の効果があり、長時間になればなるほど、成果が大きくなるのは間違いなかったということです。
たった10分間の瞑想でも、テストや作業への集中力はあがったそうです。
そして20分以上にもなると、心の回復まで期待できるという話です。
後ほど説明しますが、本当にたくさんの効果があり、もし日々の生活習慣に取り入れることができれば、ほとんどの問題が解決できてしまうのではないかと思うほどの結果でした。
(習慣のテクニックについて書いてます↓)
しかし、初心者にとって、20分以上の瞑想はかなり難しいもの。
最初は3分からと言われていますが、その3分も、なかなかどうして、、。
そこで今回は、初心者でも出来る簡単な方法とその効果を一緒に紹介していきたいと思います。
ではなぜ、瞑想は、ストレス系に効くのか?
それにはまず、『ストレスは逃げても無くならないもの。』という理解が必要です。
なぜなら、ストレスや悩みごとは、何もしていない状況でも心の内側からどんどん溢れでてくるものだからです。
たとえ全てを投げ出したとしても(会社をやめるなど)、同じ悩み、同じストレスは必ず追いかけてきます。
それどころか、不自由のない贅沢な毎日を送っていても、『もし病気になってしまったら、、』『収入が途絶えてしまったら、、』
あげくの果てには『こんな幸せで、良いのかな?』など、どんな状況になっていたとしても必ず、何かを見つけてくるものなのでキリがありません。
これは、脳が持つ本能、動物的な防衛本能だから仕方ないのです。
(何故、不安は無くならないの?は↓こちら)
結局、不安は向き合わなければ無くならないもの。
アイツがいるから、環境が悪いからと周りのせいにしているうちは、いつまでも解決することはありません。
それどころか、放って置いても自分の内側からコンコンと湧き出てくるものなので受け入れるしかない。
そこで瞑想なんです。
何も真っ向から対峙して戦おうというのではありません、今の自分に寄り添って、もしくはストレスと共存していくというイメージでしょうか。
どちらにせよ、ストレスをゼロにするという極端な希望は捨てた方が楽になります、あくまでも共存です、ゼロには出来ないのです。
(0か100の完璧主義が自分を苦しめる↓はこちら)
ある研究で、
被験者に瞑想を4週間〜8週間続けてもらうという実験をしました。
その後、脳を調べてみると、脳の1部分が変形していることがわかりました。
(自己認識や記憶を司る灰白質が増加、そして扁桃体近辺の灰白質は減少)
これは、物理的にも影響があったという明らかな証拠です。
そして、その効果はびっくりするほど多くて万能でした。
幸福感、記憶力、学習能力、睡眠の質、頭の回転、情報処理能力、決断力、感情のコントロール、創造性の向上。
また、寝付けが良くなった以外にも、8時間睡眠の人が6時間しか必要としなくなり、起きている時間の認知能力も以前と変わらなかった。
(推奨は、7時間〜9時ですけどね、個人差あり)
ワーキングメモリーの向上もありました。
『ワーキングメモリー』とは、同時にたくさんの作業を効率よく正確にこなせる能力のことです。
わかりやすい例で言えば、
頭の中にある作業テーブルが、広く大きくなるイメージです、そのテーブルには、たくさんモノが置けるので出し入れする必要がなく、いつでも全体が見渡せる能力。
全体が良く見えるので、問題への対応が簡単になり、不安や緊張、ストレスが減るだけでなく、次にやるべき事、チャンスにも強くなります。
他にも、
5年以上、続けたことで心疾患のリスクが48%も減ったという研究や、免疫系の改善、高血圧は3ヶ月続けると65%改善。
共感能力の改善、メンタルの安定、コミュニケーション能力の向上、異性に対して魅力的に見えるなど。
何よりも自分が変わるので、それに吊られて周りの環境、人が変わっていくという現実でした。
瞑想の効果は圧倒的なんです。
余りにも沢山あるので、びっくりした方も多いのではないでしょうか。
それでは、これまでの研究結果を大きく3つにまとめてみたいと思います。
1、性格のあらゆる方面がUPする
2、神経病的が減る
3、メンタルがUPする
ここまで凄いとは正直驚きです。
今後は、僕も瞑想を生活に取り入れて行きたいと思います。
最後に、初心者の為の簡単瞑想を紹介して終わりたいと思います。
3分間の呼吸法です。
1、楽だなぁと思う体勢で座ります。
2、背筋を伸ばして、肩に力が入っていないことを確かめて落とします。
(落とし方がわからない人は、ダランっと両腕を垂らし、そのまま肩にグッと力を入れながら肩を上げ、スッと力を抜いて落とすと感覚が掴みやすいです)
3、後は、ただただ3分間、呼吸だけを感じてください。
(目は開けても閉めても良いそうです、開けるなら目線の高さにある何か一点だけを集中して見る)
心の中は面白いぐらい沢山のコトを考えます、、、たった3分間なのに意外と難しい、、。
吸ったり吐いたりの呼吸だけを見つめて集中すれば良いのですが、どうしてもアレコレと他のことを考えてしまいます。
でもそれでいんです、コントロールしないで思うままに放っておいて下さい。
あーソレたなぁと気づくだけで充分、無理に戻さなくても、自然と呼吸のリズムに意識が戻ります。
ソレたぁ、気づく、戻る、ソレたぁ、気づく、戻るを繰り返し、それでもコントロールをしない。
そんな、ぐるぐる回る思考を素直に感じる作業が瞑想の初級です。
3分間できなくても焦らないこと。
コントロールするから疲れて続かなくなるんです。
何度も練習して行けば、、、そのうち『あ、逸れそう』に気づいたり。
逸れずに数10秒続いてみたり。
また逸れたり、、、そして、、、
1番大切なのは、3分間ですら難しいと思った経験を忘れないで覚えておくことです。
何故なら3分から5分、5分から10分、さらには、、と伸びる時間に『おー成長しているぞ。』と喜べるようになるから。
いづれは読書、勉強、練習などの集中力にも応用できて、同じ原理だったんだなぁと理解できるようになります。
瞑想と同じように、『あー逸れそう』に気がつき出し、、もっと集中できるようになり、
3分が5分に10分に。
目指すのはとりあえず20分、たくさんの効果が手に入るのなら、やらない手はないでしょう。
(瞑想には、たくさんの方法、たくさんの種類があるので自分に合ったやり方を探して、とにかく継続を目指してみてはいかがでしょうか。)
長期目線で練習。
(初心者でも20分以上できてしまうかも?!マハサーティ瞑想。↓)
【まとめ】
いつでも何処でも瞑想は無料で出来ます。騙されたと思って騙されてください。笑
おまけ。
趣味で電子書籍(ライフハック)を出版してます。よかったら読んでちょ。↓
さらに、小説も書いてるんです。良かったら呼んでちょ。
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