クリティカルシンキングで天才に勝つ方法。
クリティカルシンキングとは、物事を多角的に見る能力。(創造性)
それは凡人が天才を越える唯一の方法とも言えます。
なぜなら、天才はクリティカルシンキングが苦手だからです。
天才は、自分の得意分野を鍛えることはあっても(その結果、出来てしまう)負けることを知らないので、わざわざ多角的な思想(クリティカルシンキング)を鍛える必要がありません。
ここが天才と凡人違い。
だから、私たち凡人にはクリティカルシンキングが必要なのです、天才と同じ土俵、同じ戦い方をしていても勝てるはずがありません。
同じように、凡人同士が似たような土俵を選んで競い合ってもドングリの背比べになるだけ。
そこで、競争せずに勝てる場所をみつける思考。
つまり、クリティカルシンキング(物事を多角的に見る力)を鍛えて、新しい土俵を探すことが大切なのです。
もちろん、すぐ手に入る能力ではないですが日頃の練習で身に付けることができます。
基本は、行動よりも考える時間にエネルギーを使うこと、行動は少なくを意識することです。
そして、世間の人々の考え方を知った上で、違う考え方をもつこと。
まずは、なぜクリティカルシンキングに行きつけないのか3つのポイントから説明します。
①やり方をしらない(ひとつしか方法がないと思いこんでいる)
②継続できない(他人とは違う方法、斬新なアイデア、変わった方法を取り入れたとき、周りの批判に耐えられない)
③続ける勇気がない(このまま続けても結果は出るのだろうか?と不安になってしまう、他人の意見『それ無理だと思うよ』に流されてしまう)
ではどうすればよいのでしょうか?解決策です。
1、分析、確認
自分がいまどんな問題と向き合っているのかしっかり確認。
成功している人たちのマネをするのではなく(一時的にマネして確認分析するのはあり)共通点を探して多角的な視点で思考する。
つまりクリティカルシンキングにもっていくには、そのこと自体を深く知ることが必要で最初から自己流に持っていくのは論外です。
上手くいっている人と、いってない人の違いを考察する、この状況や問題に対して誰が何をしているのか?など、とにかく分析です。
ここがある程度わかってくれば、方向性に自信がつくので他人からの批判、不安に強くなります。
2,調査
更にその根拠を調べます。
気をつけて欲しいのが人は最初に触れた情報や一度信じた情報を正当化しようとするところ。
思考は、一度決めた方向に流れやすいものです、脳にとっては新しい情報、変更はただのストレス。
ラクがしたい脳は、一度決めた信じたい情報を探し続けてしまいます。
『ほらねー』『やっぱりねー』と、飛びついてしまう。
ちょこちょこポジションを変える癖をつけましょう、でも逆から見たポジションだけでは不十分。
答えが2つしか無くなってしまうからです、やはり多角的にクリティカルシンキングで。
3、バイアス
自分の思い込みからバイアス(偏見や先入観)が発生していることに気づけていない。
他人からの情報、テレビ、ニュースなどの影響を受けてないか疑う癖をつけましょう、鵜呑みにしていないつもりでも自分は呑まれているのかもしれないと疑う。
その情報は誰にとってメリットがあるのだろうか?何らかの意図はないだろうか?情報の1部を隠してないだろうか?余計な言葉が入ってないか?など。
例)ボールを投げている写真は、本当に投げてるの?それとも受け取ろうとしてる?そこに書いてある言葉でどうにでも解釈させられてしまう。
4、変化を含めて推論する、そして終わりにしない。
真実は一つではないし結論はいつも揺らいでいることを忘れてはいけない。
結論づけたり1つに決めてしまうとそれに沿った考え方に縛られてしまうし探して正当化しようと(ラク、安心)してしまう。
つまり、先ほどと同じで正当化したい情報ばかり探してしまう。
例)過去のやり方や一度成功した方法を変えられない人は多いものです。
最後は、
5、好奇心。
意識して好奇心を鍛えよう!
歳ともに薄れてしまう能力ともいえます、日常の出来事にオープンエンドクエスチョンを使おう。
答えがハイ、イイエ(良い悪い、暗い明るい)のような2つの答えにならない質問を自分にも他人にも使う癖を。
(過去記事ですが→成長するために必要な3つのことも良かったら)
【まとめ】
天才とは戦わない。凡人同士で競わない。クリティカルに考え新しい土俵をさがす。行動よりも考える時間にエネルギーを使おう!
おすすめ本
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