『あ〜!もう駄目だぁ!』

やる気がなくなり、燃え尽きてしまうコトを『バーンアウト』と言います。
でも、このバーンアウト、
原因と対処法さえ学んでしまえば回避できるかもしれません。

では、その人その状況に合ったやる気を奪う4つのパターンを、それぞれ説明してみたいと思います。
原因その1
◯目標の価値がわからない。
今やっている行動は自分にとって何の意味があるのか?
(例えば、自分の好奇心を満たすため、資格を取るためなど。)
自分とその仕事の相性はあっているのか?
(プログラミングをやりたいのに肉体労働をやっているなど)
このように価値が、わからないまま行動を重ねていくと、いづれは、やる気が無くなり燃え尽きてしまいます。
自分のやっている仕事は必要とされているのか?差し引きにメリットはあるのか?
一度立ち止まって、たしかめる必要があります。
楽しいから、好きだから以外でも、嫌だけど儲かる、嫌だけどスキルUPになるといった内容でも構わないので価値を見出しましょう。

原因その2
◯出来るかわからないし、わからないままにしている。
高すぎる目標や、同時にたくさんの目標を立ててしまい『うわームリだよー。』と冷静ではいられない状態です。
出来ないと感じた瞬間、やる気がなくなり辞めてしまう。
また、難しい部分ばかりに目がいってしまい、やる気を失くすというパターンもあります。
この場合、大きな目標は細かく刻み、小さい目標の積み重ねにして、1つづつ始めると上手くいきやすいです。
難しい部分に目がいってしまう人は、無理をせずに簡単なところから始める。
ある程度こなしていくと、難しいと思っていた部分が「これならできるかも?」と変化してしまうのは良くある話です。
(赤ちゃんの一歩から始める、ベビーステップがおすすめ↓)
他にも、同じ状況を乗り越えた先輩や友人の経験談、もっと大変な思いをしてきた自伝本(歴史自叙伝)などを読んで参考にしてみるのもおすすめです。

原因その3
◯感情がわからない(混乱)
ネガティブな気持ちになっている、又は全体が見えていないので、不安になり混乱している状態。
(人は、新しいモノや、わからないコトに恐怖を感じます。)
しかし、このネガティヴ感情は、冷静に現実を把握するのには、もってこいの感情です。
まずは、準備や分析に頭をまわして冷静になるところから始めましょう。
瞑想を取り入れて、気持ちを落ち着かせるのもおすすめです。
(ネガティヴとポジティブ両方の強みを利用する方法↓)
瞑想の効果とその方法をご紹介。↓
◯問題がわからない、何かがおかしい?
どこかに問題があって、何かにつまずいているのだが、その理由がわからない。
モヤモヤがやる気を奪います、素直に助けを求めましょう。
なぜなら人は自分を客観視するのが苦手だからです、外からみれば意外と簡単なことでも何故か気づけないでいるものです。
信頼できる人や、家族などに相談し、冷静な意見をもらいましょう。

この上記4つの原因に当てはめて、やる気が流れ出でしまう穴を塞いで下さい。
そして穴をふさいだら、次はやる気を注いでいく方法に移りたいと思います。
自分の性格を把握して、自分にあった方法を選べば効率良くモチベーションupが測れると思います。
下の3つタイプを参考に解決していきましょう。
(複数のタイプが、絡みあっている場合もあるので上手く組み合わせて利用して欲しいです。)
◯無理してやり過ぎるタイプ。全体の約15%がこのタイプです。
頑張ったのに結果が出ず、やる気をなくしてしまうこのタイプは『自分が結果を求めすぎている』と理解すること。
小さくても確実に得られる結果を70%確保し、もしかしたら上手くいくかもしれない結果を30%程度と、とらえ、
結果が小さくても「まぁ得られればいいや」ぐらいの考えで行動する。
(人は期待しすぎてしまう生き物↓)
そしてやり過ぎてしまうあなたは、チートデイ(休日)を積極的に取り入れる。

10日に1回、2週間に1回、1週間に1回などで、おすすめは週1回です。
(曜日を決め、週1回の休日を決めてしまう、習慣にすると強いです。習慣について書いてます↓)
◯だんだんやる気がなくなるタイプ。9%
どんな人でも行動を止めてしまうと、やる気は失われてしまうもの。
このタイプは、挑戦(新しいコト)が苦手なため、解決に届きづらく、上手くいかなくなり、だんだん嫌になっていく。
知っている範囲内で物事を進めてしまうので結果が細い。
解決策は、好奇心を高める意識と、ゲームだと思う感覚を持つ、普段から自分を褒める癖を付ける。
(些細な日常でも構わないので、自分のことを褒めましょう。)

◯擦り切れタイプ、21%
このタイプは、急にやる気が下がる。
難しいと逃げたくなる、諦めたくなる性格なので、最初から難易度の高い目標は目指さないようにしましょう。
まずは、小さいスモールゴールを設定して、少しずつ大きくしていく。
チャレンジのサイズは、なるべく小さくし、ちょっとづつ食べるようにすること。

残りは、混在するタイプとそれ以外ですが、この3つ対処法を使えば、ほとんど賄えるので大丈夫だと思います。
最後に、
高いモチベーションのまま、やる気を継続し続ける人達を対象にした研究結果があるので紹介したいと思います。
20年間、彼らを追いかけて見つけた共通点、それは、
仕事以外で2〜4つほどのグループに所属していた。
(宗教も含め、なんでもOKです。)
コミュニティーから、いろんな視点を学んでいて、その経験が仕事や気持ちに繋がっていた。
人生の目的やその意味は、人間関係を通じて得られるものだと考えていて、スポーツ、音楽、友人とのコミュニティ、習い事からモチベーションをもらっていた。
モチベーションは内側から湧いてくるものですが、その刺激をコミュニティーかもらっていたのが、なによりも大きい要因だった。
もともと人間は、集団の中でしか生きていけない動物です、本能にしたがい集団に自身を置くことで、やる気はつくられていくのかもしれません。
【まとめ】
何のためにやっているのか考え、高い目標は小さく刻んで対処。そして、いつでも相談できる楽しいコミュニティーに参加しよう!
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